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ガイド · 費用と依頼先

Shopify構築の費用相場と、制作会社の選び方

日本の公開情報に基づく構築費用の目安、公開後に毎月かかる費用、そして制作会社・フリーランス・自社構築のどれを選ぶかの判断材料をまとめました。

§ 01 · 結論

先に結論:Shopify構築の費用はいくらか

比較メディアのWeb幹事によると、Shopify構築の費用は、テンプレートを使う小規模なストアで30万〜100万円、オリジナルデザインで100万〜300万円、Shopify Plusを使う大規模なECで300万〜1,500万円が目安です。フリーランスへの依頼では20万〜50万円という相場も示されています(Tsun)。

公開後も、Shopifyの月額料金、決済手数料、有料アプリの利用料が毎月かかります。金額を大きく動かすのは依頼先の種類よりも、デザインの作り方、商品数、既存サイトからの移行、外部システムとの連携です。このガイドでは、費用の内訳と依頼先の選び方を順に説明します。

§ 02 · 初期費用

Shopify構築の初期費用の相場

料金表を公開している制作会社は多くありません。下の表は、「Shopify 構築 費用」の検索でGoogleの上位に表示される日本語の記事2本から、費用の目安をまとめたものです。他社が公表している市場の目安であり、当社の見積もりではありません。

Shopify構築の初期費用の目安(日本の公開情報より)
依頼先と規模 費用の目安 出典
制作会社、テンプレートを使う小規模な構築30万〜100万円Web幹事
制作会社、オリジナルデザインでの構築100万〜300万円Web幹事
制作会社、Shopify Plusを使う大規模なEC300万〜1,500万円Web幹事
制作会社、デザイン性や機能性を高めたストア100万〜500万円Tsun
制作会社、基幹システムとの連携を含む構築1,000万円を超える場合もTsun
フリーランス、標準的な構築20万〜50万円Tsun
クラウドソーシング、経験の浅い個人数万円〜10万円程度Tsun

出典:Web幹事の解説記事(2026年9月24日更新)、Tsunの解説記事(2026年4月22日公開)。いずれも2026年10月19日に確認しました。

平均と中央値からわかること

Web幹事は、2022年から2024年3月までに同社経由で発注された案件のデータとして、平均127.8万円、中央値91.2万円という数字も載せています。中央値が100万円を下回っているので、このデータでは半数以上の案件が100万円未満に収まっていたことになります。

当社の見方

2本の記事は、どちらも100万円前後を境に、既存のテーマを使う構築と、独自にデザインする構築を分けています。つまり最初に決めるべきなのは、制作会社かフリーランスかではなく、テーマを使うかオリジナルで作るかです。テーマで始め、売上が立ってから作り込めば、初期費用はどちらの記事の相場でも低い価格帯に収まります。

比較のために、当社の費用計算ツール(英語)は、アメリカ市場の相場として、Shopifyテーマストアのテーマを使うストアを5,000〜15,000米ドル、独自テーマのストアを15,000〜50,000米ドルとしています。こちらも見積もりではなく、市場の目安です。

費用の内訳

見積もりは、おおむね次のような項目の積み上げです。金額はいずれもWeb幹事の記事が示す目安です。

  • ページのデザインとコーディング:簡単なページで1ページ約15,000円、作り込んだページで約25,000円
  • 構築作業:10万円から
  • 商品登録:1ページあたり5,000円から
  • 撮影、採寸、原稿作成(いわゆる「ささげ業務」):1点あたり撮影約1,500円、採寸と原稿はそれぞれ約500円
  • GA4や広告タグの設定:3万〜5万円
§ 03 · ランニングコスト

公開後に毎月かかる費用

ストアを公開した後も、費用はかかり続けます。まずはShopify本体の料金です。下の表は、Shopify公式の料金ページで2026年10月19日に確認した内容です。

Shopifyの料金プランと手数料(公式の料金ページ、2026年10月19日確認)
プラン 月額料金 国内カードの決済手数料 外部決済サービスの取引手数料
Basic年払いで3,650円、月払いで4,850円3.55%2%
Grow年払いで10,100円、月払いで13,500円3.4%1%
Advanced年払いで44,000円、月払いで58,500円3.25%0.6%
Plus368,000円から2.9%0.2%

American Expressと海外発行カードの手数料はこれより高く、Basicでは3.9%です。料金ページでは、3日間の無料体験の後、3か月間を月額150円で使えるとも案内されています。料金とキャンペーンは変わることがあり、閲覧する地域によって表示が異なる場合もあるので、契約前に公式ページと管理画面で確認してください。

Shopify本体以外の費用

  • テーマ:Shopifyテーマストアには無料のテーマもあります。有料テーマは買い切りで、当社の費用計算ツール(英語)では200〜400米ドルが目安です。
  • アプリ:Tsunの記事によると、有料アプリは1つあたり月額数ドルから数十ドルです。当社の費用計算ツールは、アメリカ市場の目安として、アプリ全体で月額200〜600米ドルとしています。
  • ドメイン:Tsunの記事によると年間1,000〜5,000円です(2024年12月時点の情報)。
  • 保守運用:日本の2本の記事は金額を示していません。当社の費用計算ツールは、任意の保守契約をアメリカ市場の目安で月額1,000〜3,000米ドルとしています。

コンビニ決済とPayPayは外部決済になる

Shopifyヘルプセンターによると、日本のShopifyペイメントで国内のお客様から受け付けられるのは、Visa、Mastercard、JCB、American Expressのカード(JCBを受け付けるとDiners ClubとDiscoverも使えます)と、Apple Pay、Google Pay、Shop Payです。コンビニ決済とPayPayは含まれていません。

コンビニ決済やPayPayは、KOMOJUやSBペイメントサービスなどの外部決済サービスを通して導入します。Shopify公式ブログ(2026年7月20日公開)が、対応する決済サービスを一覧にしています。

ここが日本のストアならではの費用の分かれ目です。外部決済サービスを使った注文には、決済会社の手数料に加えて、Shopifyの取引手数料がかかります。Basicで2%、Growで1%です。コンビニ決済やPayPayで支払う顧客が多いストアほど、プランの選び方が実際のコストを左右します。

§ 04 · 費用を動かす要素

費用を大きく動かす5つの要素

同じデザインのストアでも、条件によって費用は大きく変わります。見積もりを取る前に、次の5つを整理しておくと比較しやすくなります。

  1. 商品数とバリエーション:数十点なら手作業で登録できますが、数千点になるとCSVでの一括登録と、事前のデータ整理が必要です。
  2. 既存サイトからの移行:EC-CUBE、MakeShop、futureshopなどから乗り換える場合、商品データ、会員データ、旧URLからのリダイレクトがそれぞれ別の作業になります。当社の費用計算ツール(英語)も、移行は構築とは別の作業として費用に上乗せしています。
  3. 外部システムとの連携:在庫管理、基幹システム、物流倉庫との連携は高額になりやすい項目です。Tsunの記事は、基幹システムとの連携を含むと1,000万円を超える場合もあるとしています。
  4. 海外への販売:多言語、多通貨、海外向けの送料設定が加わると、設定とテストの作業が増えます。アメリカ向けの販売については、ガイド「Shopifyで越境EC」で説明しています。
  5. 独自の機能:テーマやアプリで実現できないことは、独自アプリの開発になります。ストアと連動するスマホアプリが必要な場合は、アプリ開発のページもご覧ください。

特定商取引法の表記も構築の一部です

日本の消費者に販売するストアには、特定商取引法に基づく表記が必要です。消費者庁の特定商取引法ガイドによると、通信販売の広告には、送料を含む価格、支払いの時期と方法、引き渡しの時期、事業者の名称と住所と電話番号、返品の条件などを表示します(法第11条)。

インターネットでの注文では、申し込みを確定する直前の最終確認画面にも、数量、価格、支払いと引き渡しの時期、申し込みの撤回や解除の条件などを表示する必要があります(法第12条の6)。

Shopifyヘルプセンターによると、日本でShopifyペイメントを使うストアにはこの表記が必須です。管理画面の「設定」の「ポリシー」で入力し、ストアとチェックアウトの両方に表示します。日本向けのテンプレートも用意されています。

文面は弁護士などの専門家に確認してもらい、制作側はそれを正しく組み込むのが一般的な分担です。この節は法的な助言ではありません。

§ 05 · 依頼先の選び方

制作会社、フリーランス、自社構築のどれを選ぶか

どの方法でもストアは作れます。違いは、不具合や不足があったときに誰が責任を持つか、そして公開後も相談できる相手がいるかです。

Shopify構築の依頼先の比較
依頼先 向いているケース 注意したい点
制作会社デザイン、開発、進行管理をまとめて任せたい。移行や外部連携がある。一般にフリーランスより高くなります。実際に作業する担当者と、公開後の窓口を確認しましょう。
フリーランステーマの調整と標準的なアプリの導入など、作業範囲がはっきりしている。一人で対応することが多いため、病気や休暇のときの対応と、引き継ぎの方法を先に決めておきましょう。
クラウドソーシング複数の提案を比べたい。小さな作業を切り出して頼みたい。評価の平均点は、自社の案件に当てはまるとは限りません。作業範囲を必ず文書で残しましょう。
自社構築商品数が少なく、外部連携もない。社内に作業する時間がある。構築費はかかりませんが、担当者の時間がかかります。移行や連携が必要になった段階で外部に頼む方法もあります。

Shopifyパートナーの階層とレビューの読み方

Shopifyのパートナーディレクトリでは、所在地、業種、対応言語、パートナーの階層などで絞り込めます。Shopifyヘルプセンターによると、小規模から中規模の事業者はSelectパートナーを、中堅以上の企業はPlusパートナーを選ぶことが多く、その上に、大企業やグローバル企業向けの階層が2つあります。

ディレクトリのレビューは、実際の取引に結びついています。パートナーがコラボレーターとしてストアにアクセスし、それが1週間以上続いた場合にだけ、レビューの依頼が届きます。平均点だけでなく、投稿日と対象の作業内容も確認しましょう。

どの依頼先を選んでも、ストアはご自身の名義で開設し、制作側にはコラボレーターとしてのアクセス権を付与するのが安全です。アカウント、データ、売上が最初からご自身のものになります。パートナーの作業費用はパートナーから直接請求され、Shopifyの請求書には載りません。

見積もりを比べるときの確認項目

  • 「一式」ではなく、ページ、機能、アプリ、連携ごとの内訳が書かれているか
  • 支払いが、検収のある節目(マイルストーン)に結びついているか
  • テーマのコード、管理画面の権限、コンテンツが、契約終了後に誰のものになるか
  • 公開後の不具合対応、アップデート、保守の範囲と費用が明記されているか
  • やり取りに使う言語と連絡手段が決まっていて、担当者が固定されているか
§ 06 · 海外への依頼

海外の制作会社に依頼するときに確認したいこと

国内の制作会社と、インドなど海外の開発会社を比べて検討する方もいます。違いが出るのは、時差、言語、個人情報の扱い、請求の4点です。当社のエンジニアもインドで働いています。その立場から率直にお伝えします。

  • 時差:インドは日本より3時間30分遅れています。日本の午後は、インドの午前から昼過ぎにあたります。どちらの国にもサマータイムがないため、時差は一年を通じて変わりません。
  • 言語:海外の会社とのプロジェクトは英語で進むことが多いので、打ち合わせ、チケット、資料をどの言語で扱うかを先に決めておきましょう。
  • 個人情報:顧客の個人データにアクセスする作業を海外の事業者に任せる場合、個人情報保護法の「外国にある第三者への提供」(第28条)が関わります。個人情報保護委員会のガイドラインが同等の制度を持つ国として挙げるのはEUと英国で、インドは含まれません。そのため、本人の同意を得るか、契約などで基準に適合する体制を確保することになります。
  • 請求と税金:海外の会社は外貨で請求することが多く、為替の動きも費用に影響します。消費税の扱いは、顧問の税理士にご確認ください。

海外への開発委託の進め方、費用、契約の注意点は、オフショア開発のガイドで詳しく説明しています。

§ 07 · 開示

Digital Heroesについて

お断りしておきますが、このガイドを書いたDigital Heroes自身も、Shopifyストアの構築を請け負う会社です。当社はShopify Selectパートナーです。Shopifyによると、Selectは主に小規模から中規模の事業者が選ぶ階層です。

エンジニアはデリーとラクナウで、経営陣はニューヨークで働いています。日本国内に事務所はなく、プロジェクトはリモートで、英語で進めます。このページのLive Chatには日本語で書き込めます。チームの返信は、お使いのブラウザの言語に自動で機械翻訳されます。

お問い合わせには専任チームが対応します。チャットでチームと直接やり取りでき、フォームからのお問い合わせには24時間以内にメールで返信します。見積もりは実際の作業範囲に基づいて作成し、請求は米ドル建てです。会社の概要は日本語のホームにまとめています。

お支払いの方法

  • 作業範囲が決まっている案件:着手前に着手金をお支払いいただき、その後は合意したマイルストーンごとにお支払いいただきます。
  • 月額の保守契約と専属チーム:月ごとのご請求です。
§ 08 · 実績

ご確認いただける実績

公開の許可を得た案件だけを紹介し、成果の数値は載せていません。

  • Clutch(英語)で5.0(66件の検証済みレビュー、2026年10月13日確認)。
  • Shopify Selectパートナー。
  • これまで40か国以上のお客様と仕事をしてきました。
  • Shopify以外で構築したストアの例として、南アフリカの印刷通販サイトSpeedyPrintがあります。ブラウザ上のデザインエディター、CSVを使った可変データ印刷、校正の確認、PayFastでの決済を備えたサイトで、2026年にNext.js、React、TypeScript、Supabaseで構築しました。
§ 09 · よくある質問

よくある質問

Shopify構築の費用はいくらかかりますか?

Web幹事によると、制作会社に頼む場合、テンプレートを使う小規模なストアで30万〜100万円、オリジナルデザインで100万〜300万円、Shopify Plusを使う大規模なECで300万〜1,500万円が目安です。フリーランスでは20万〜50万円という相場もあります(Tsun)。公開後は月額料金、決済手数料、アプリの利用料がかかります。

Shopifyは自分で構築できますか?

できます。テーマストアには無料のテーマもあり、Tsunの記事も自社構築の構築費を0円としています。ただし、学ぶための費用と担当者の時間は別にかかります。商品数が少なく外部連携がないストアなら、自社構築は十分に現実的です。既存サイトからの移行、システム連携、テーマの設定を超えるデザインが必要になったら、外部への依頼を検討しましょう。

Shopifyの構築代行とは何ですか?

制作会社やフリーランスが、ストアの初期設定、テーマの調整、商品登録、決済や配送の設定などを代わりに行うサービスです。どこまでを含むかは依頼先によって大きく違います。見積もりの内訳で、作業ごとの範囲と金額を確認してください。

Shopifyの月額料金はいくらですか?

Shopify公式の料金ページ(2026年10月19日確認)では、年払いの場合、Basicが月額3,650円、Growが10,100円、Advancedが44,000円です。月払いではそれぞれ4,850円、13,500円、58,500円になります。Plusは月額368,000円からです。このほかに決済手数料とアプリの利用料がかかります。

構築にはどのくらいの期間がかかりますか?

当社の費用計算ツール(英語)では、テーマストアのテーマを使うストアで2〜6週間、独自テーマのストアで6〜12週間、B2Bや複雑な連携を含むストアで3〜5か月を見込んでいます。移行や外部連携があると、さらに延びます。商品写真、原稿、特定商取引法の表記など、ご自身で用意するものにかかる時間も計画に入れてください。

Shopifyでコンビニ決済やPayPayは使えますか?

使えます。ただし、日本のShopifyペイメントで国内のお客様が使えるのはカードとApple Pay、Google Pay、Shop Payなので、コンビニ決済やPayPayはKOMOJUやSBペイメントサービスなどの外部決済サービスを通して導入します。外部決済の注文には、決済会社の手数料に加えて、プランに応じたShopifyの取引手数料(Basicで2%)がかかります。

海外の制作会社にShopify構築を頼んでも大丈夫ですか?

契約と進め方を整えれば可能です。顧客の個人データを扱う作業を任せる場合は、個人情報保護法第28条に基づき、本人の同意を得るか、契約などで基準に適合する体制を確保します。インドとの時差は3時間30分で、やり取りは英語が中心になります。消費税の扱いは税理士にご確認ください。

Digital Heroesへの支払いはどのように行いますか?

作業範囲が決まっている案件では、着手前に着手金をお支払いいただき、その後は合意したマイルストーンごとにお支払いいただきます。月額の保守契約と専属チームは月ごとのご請求です。請求は米ドル建てで、消費税の扱いは顧問の税理士にご確認ください。

Shopifyストアの構築をご検討中ですか?

Live Chatには日本語で書き込めます。チームの返信は、お使いのブラウザの言語に自動で機械翻訳されます。オンライン面談の予約ページは英語です。

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